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MLBの延長戦のルールを解説!2023年度もタイブレークなの?

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MLBの延長戦は従来、回数も時間も制限なく行われていました。

日本と違って、クルマ文化のアメリカでは終電など気にする必要もないというライフスタイルの違いもあり、引き分けはありえないということになっていました。

しかし、新型コロナウィルス感染拡大により、選手の安全や健康を守るため、制限のない延長戦についても考えざるえなくなったようです。

この記事ではMLBの延長戦ルールの2023年度について書いています。

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MLBの延長戦ルールを解説!2023年度はこうなる

MLBの合同競技委員会が「延長戦におけるタイブレーク制」と「野手が投手として登板する」ルールの変更について投票を行いました。

その結果、延長戦におけるタイブレーク制について、無死2塁から始めることを、昨年に続いて、採用されることになりました。

採用する期間ついては制限を設けていません。

また、野手が投手として登板することについて、点数差の制限が強化されることも決定されました。

MLBの合同競技委員会は、MLB機構の代表者6人、選手代表の4人、審判員代表の1人の計11人で構成されています。

なお、2023年シーズンからは、ホームベース以外のベースサイズを大きくする、守備シフトに制限を設ける、ピッチクロック導入など、ルールに大きな変更がすでに決定されています。

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MLBの延長戦ルール 新型コロナウイルスの影響

2020年シーズンは新型コロナウイルスのパンデミックの影響により、選手たちが十分に準備をすることができず、急遽開幕することになりました。

そこで、選手たちの健康と安全を守るために、延長戦のタイブレーク制が導入されました。

このルールでは、各イニングを無死2塁からスタートさせ、試合を早期に終了させることを目的としています。

選手たちからも好評を得ており、3シーズンにわたって採用されてきました。

今後も永久的に採用されることが決定されましたが、このルールはポストシーズンには適用されず、レギュラーシーズンのみが対象となります。

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野手がマウンドにあがるルールの変更

MLBの延長のルールに一部含まれますので、「延長戦におけるタイブレーク制」と同時に変更になった、「野手が投手として登板する」についても記載しておきます。

延長戦に関しては特に変更はありません。

MLBでは、投手の消耗を抑えるために、点差が開いた場合に野手がマウンドに上がることが多くなっています。

しかし、この現象は試合の品質や見栄えに悪影響を及ぼすとして、今季から野手登板のルールが変更されることになりました。

従来のルールでは、投手登録や二刀流選手登録をしていない選手は、「延長戦になった場合」または「6点以上の差がついた場合」に限り、投手として登板することができました。

しかし、近年では、大量ビハインドや大量リードの場面で、敗戦処理や勝利処理として野手を起用するチームが増えてきました。

その結果、昨季は132回もの野手登板が発生し、前年度の89回や2019年の90回を大きく上回り、過去最高記録となったのです。

2008年には3回しかなかったことを思えば、その変化は驚くべきものだと思います。

そこで今季からは、「延長戦になった場合」「イニングに関係なく8点以上リードされている場合」「9回に10点以上リードしている場合」のいずれかに該当する場合にのみ、野手の投手登板が認められるようになりました。

これにより、野手登板の頻度は減少すると見られ、試合の品質も向上するものと思われます。

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MLBの延長戦ルールを解説!2023年度もタイブレークなの? まとめ

この記事ではMLBの延長戦のルール2023年度版を解説しました。

従来は無制限で行われていた延長戦ですが、見直しのタイミングが来たようですね。

選手の負担は軽減すべきだと思いますので、このタイブレークの導入はよいのではないでしょうか。

MLBの観戦にお役に立てれば幸いです。